どぷんっっ!! 勢いよく狭い最奥ではじける大量の白濁液。 人間の、俺の熱い精液が、本来近付くことすら不可能な魔貴族の胎内に、どきゅっどくんっと注がれていく。 生物として格上の存在を、無理矢理自分のモノにする強烈な征服感だ。「うっ、くぅぅッ!! しっかり子宮で覚えろよっ、これがお前と契約した、お前を支配した唯一絶対の主人のザーメンだっ!!」「あ、あひっ、あうぅぅ…………! わ、わらわの中にぃぃ……熱いものがぁ、入ってくるぅぅ……!!」「きゃっ!? あは、魔貴族さんのが顔にかかってますっ」 ぷしゅっ、ぷしゃあっ……! 背筋をのけぞらせつつ絶頂の証拠、愛液のしぶきをニーナに放ってしまうパルミューラ。 がくがくと銀髪を、小柄な体全体を震わせて初めての膣内射精に圧倒されている。 キリカとアメリアはうっすら上気した顔で、そのさまを見つめていた……。 ※ ※ ※ それからパルミューラは、強化魔法でブーストされた合計4回の射精を膣内に叩き込まれ、幾度となく甘い泣き声をあげて絶頂を重ねた。 前から後ろから俺のチンポでほじくられ、三人の魔隷に幼い性感を開発され、ついに気を失ったのは、半壊した屋敷をすっかり夜闇が包む頃。 そしてエルフのシエラを囲んでいた虹色の次元断層もあとかたなく消失し、俺は彼女を魔隷として無事回収したのだった。 ※ ※ ※「しっかし派手に壊しやがって……こりゃ、ここはもう放棄した方がいいな。第二の拠点に使おうと思ってたんだが」「今更だけどあんなのによく勝てたわね、私たち」「ああ、あの作戦が成功しなけりゃヤバかった。それにしても内容を伝えた時の姫野さんの表情ときたら……」「わ、わざわざ思い出させないでよ、馬鹿っ!」 深夜、かろうじて無事だったギルドハウス一階の広間。 俺とキリカはソファーに腰を下ろし、戦いの余波でヒビの入った窓から月を眺めていた。 制服に似た白いアンダーウェア姿に、風呂あがりのつややかな黒髪が美しい。 シエラ、そしてアールマV7ことアーマーゴーレムのナナは、治癒魔法を心得たニーナが別室で看ている。 シエラは無傷で捕らえられていたし、魔法生物のナナには自己修復能力もあるので、二人(?)とも明日には動けるようになるだろう。 アメリアは食事の片付け後、疲労で寝入ってしまった……彼女には新しい盾を用意してやらないとな。「さすがの姫騎士も、あんな大物との死闘は初めてだった?」「ええ、第四位階以上にもし会ったら全力で逃げろ、それは恥ではない……って教えがあるくらいよ」「良かったじゃん、結果的には勝てたしレベルアップしたし。その後の“お仕置きバトル”でも大活躍だ」「だ、だからあれはあなたの命令でっ……!」 赤面してひとしきり俺をにらんだ後、ふとその表情が冷静になる。 黒く綺麗な瞳が、まっすぐ俺を見つめた。 警戒と、かすかな畏怖の視線。「……あなたは今日、とてつもない戦力を手に入れたことになるわね」 第四位階の魔貴族すらも従わせる。それは人の身に余る大いなる力だろう。 魔隷術師というジョブが、伝説とまで言われるわけだ。「いや……でもさすがに、あの力をそっくりそのままってわけじゃない。魔の契りにはデメリットもあってね、俺からパルミューラに供給される魔力は、俺のスキルレベルに制限されるんだ」 手の甲にうっすら光る魔紋を月にかざし、脳に刻まれた知識を口にする。「それってつまり、あなたの魔隷になった彼女はさっきの戦いの時より弱体化してるっていうこと?」「うん、少なくとも今はね。俺のスキルレベルが上がれば別だけど……今のパルミューラのポテンシャルは、だいたい第五位階の下の方と同等じゃないかな?」「それでも魔騎士か、指揮官級魔族レベルじゃない……私と互角以上ね」
彼女の瞳が、無言で訴えている。
そんな力を得て、あなたはいったい何をするつもりなのか、と。
俺はそれを無視して、逆にひとつの疑問を口にした。
「不思議に思っていたことがある。そんな伝説上の存在、魔隷術師の出現を、パルミューラはともかく君が察知していたのはなぜだ?」
この世界で再会したあの時、キリカは俺より先に魔隷術師の名を口にした。
数件の行方不明事件と冒険者パーティひとつの失踪で、そこまで想像がおよぶとは思えない。
「……あなたに隠し事は無意味ね。その可能性を私に教えたのは、システィナ姫さまよ」
キリカの主君、システィナ・ランバディア第三王女が、いったいなぜそれを?
「ランバディア王家の女性に、建国女王から代々受け継がれたスキルよ。一種の予言能力……あいまいにだけど、予知夢の形で未来を見ることがあるの。システィナ姫さまには、数世代ぶりにそのスキルが発現したのよ」
「へえ、すごいな。卑弥呼みたいだ」
「予言はみだりに人に教えてはならないとされてるけど、私は彼女の側近だったから聞かされていたわ。近く、この世界に伝説の魔隷術師が復活する……そして、世界に変化をもたらすと」
世界に変化、か。
俺もずいぶんと大きく評価されたもんだ。
「それで、可能性のありそうな事件の調査には名乗りをあげるようにしてたのよ。まあ、まさかこんなに早く出現するとは思わなかったし、あなただったのはもっと予想外だったけど」
「ま、それはお互い様ってことで」
なら、調査から戻らない姫騎士の異変を、魔隷術師との遭遇だと姫が結論付けるのも時間の問題だろう。
これは本腰入れて、姫を手に入れる計画を考える必要があるな。
予言スキルってのも役に立つかもしれないし。
「……またろくでもないことを考えてる顔だわ」
「え、そう?」
ごまかしがてら、ソファに座る位置を寄せて彼女に近付く。
乾きかけた黒髪のいいにおいが、ふんわり鼻孔をくすぐった。
「今はただ、姫野さんのその格好がかわいいなと考えてる」
「ちょっ……や、やめっ……あ、あんなにしたじゃない、パルミューラと!」
「いや、姫野さんもしたいのかなと思って。ずっと羨ましそうに見てたし」
「だっ誰がっ!」
慌てる様子が可愛くて、押し倒そうかなと思ったその時。
部屋の反対側で、小柄なゴスロリ姿がふらりと立ち上がった。
別のソファーに寝かされていたパルミューラが、いつの間にか目を覚ましていたのだ。
乱れた服や行為の汚れは、魔力の作用ですっかり綺麗になっている。便利だな、魔族。
「おっ、起きたか。どうだ、生まれ変わった気分は?」
「最悪じゃ。最悪に決まっておるわ。魔力も制限され、このような虜囚の辱めを受けようとは……うう」
屈辱とあきらめの混じった色で、憮然と俺をにらむ赤い瞳。
……あ、ちょっと涙目になってる。
「それよりも、システィナ姫といったな。命令で聞き出されるのもシャクじゃから、先に伝えておくぞ」
「え?」
あるいは、俺にせめてもの仕返しの一撃を喰らわせてやるとばかりに。
パルミューラは、意外な言葉を口にした。
「予言の姫……その存在を狙って、動いている魔族がおる」
キリカが、息を呑む音が聞こえた。
※ ※ ※
魔隷術師トオル
ジョブ:魔隷術師LV9
スキル:【隷属魔法LV7】【魔の契約LV1】 ???
姫騎士キリカ
ジョブ:姫騎士LV7
スキル:【聖騎剣技LV5】【魔法抵抗LV2】 ???
女法術師ニーナ
ジョブ:法術師LV7
スキル:【強化魔法LV3】【空間魔法LV3】【治療魔法LV1】 ???
女戦士アメリア
ジョブ:戦士LV7
スキル:【剣技LV3】【盾技LV4】【料理LV1】 ???
魔貴族パルミューラ
ジョブ:魔貴族LV8(本来は少なくともLV18以上)
スキル:【魔界魔法LV6(本来は少なくともLV10以上)】【魔法抵抗LV2】 ???
今回ちょっと説明が多くなってしまいましたが、今後本作はジャマにならない程度のストーリーを入れつつあくまでHシーンをメインに展開する予定です。
その配分等に関しても、ご意見あれば感想で聞かせてくださいませ。
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