解説
DSPとドルビープロロジックを搭載したAVアンプ。
フロントL/R、リアL/R、センターの5アンプ構成を採用しています。
ドルビープロロジック・サラウンドが特長とする音像定位の良さをよりクリアにするため、センターチャンネルはデュアルセンター方式に対応しており、スピーカーを2台接続できるよう出力端子を2組備えています。
DSP(デジタル・シグナル・プロセッサー)を使ったイコライザーを採用しており、フロント・リア・センターのスピーカーをそれぞれ独立してトーンコントロールできるように設計されています。これにより、それぞれの位置のスピーカーの目的や、大小の違いに合せたイコライジングが個別に行えます。
各スピーカーのバランス調整をしやすくするため、テストトーン発生器を内蔵しています。
フルデジタル信号処理のドルビープロロジックを採用しています。
TA-AV850Dでは、ドルビープロロジックを構成している回路のディレイとノイズリダクション部分に加え、ステアリングロジック(方向性強調回路)までデジタル化し、音の移動感や定位、セパレーションを向上しています。
デジタル・オートインプットバランスを搭載しており、ソフト制作時に音声信号に混入するL/R間のレベル誤差を検知し、常に最適レベルに自動調整しています。
5チャンネル使用以外にも対応できるように、ノーマル/ワイド/ファントム/3ch.ロジックの4つのモードに対応しています。
ドルビープロロジック・サラウンドに加え、9タイプのサラウンドモードが予めプリセットされてます。
プリセットされているサラウンドは、ホール1/ホール2/オペラ/チャーチ/ジャズクラブ/ディスコ/スタジアム/ライブコンサート/シアター/ドルビーサラウンドとなっています。
全てのオーディオ入力に対してDSP・デジタル処理が可能で、自分の好みに合せた音場を創ることができます。
イコライジングはBass/Mid(パラメトリックタイプ)/Treble方式が調整できます。また、ダイナミクス・コントロールは圧縮(コンプレッサー)と伸長(エキスパンダー)それぞれが9段階可変できます。
リバーブレーションコントロールはメインパラメーター6アイテム(Room/Wall/Seat position/Effect level/Reverb time/Delay time)と、初期設定だけで済むサブパラメーター3アイテム(Center level/Rear level/Input balance(Auto input balance off時))がそれぞれ可変できます。
TA-AV850Dでは、予め設定されているプリセットモードをベースに自由に音場を作成することができます。作成した音場は10モードまでユーザープリセットとしてメモリーさせておくことができます。
D/A変換部とA/D変換部にはそれぞれ1ビットタイプのA/D、D/Aコンバーターを採用しています。従来の階段波方式コンバーターに比べ、原理的に歪が発生せず、位相特性も良好となっています。
特にD/Aコンバーターには、新開発のパルスD/Aコンバーターを採用しており、デジタルデータを自然な音楽波形に近いパルスの疎密波に変換する方式により、音質を高めています。
フロントチャンネルのプリアウト出力を搭載しています。
ディスプレイに、接続機器名などをアルファベットや記号を入力して、最大8文字まで表示させることができます。
プログラマブルリモコンが付属しています。
このリモコンでは、ソニー以外のAV機器のリモコン信号も、全キーに対して記憶させることが可能です。
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